Vodafone：「V601T」を17日発売

　「V601T」の特徴は、２．５G端末（パケット通信28.8ｋｂｐｓ）で着うた・カラオケ対応に対応した端末なので、ダウンロード時にはパケット代や通信時間が３Gの10倍近く掛かる、ボーダフォンにとって売上に貢献する期待の端末です。（ユーザーにとっては最悪でしょうが。。）

　端末の仕様は気合が入っていて、20mmの大口径フロントスピーカーを搭載したて、有効画素数130万画素のCMOSカメラを搭載している。最大解像度1,280×960ドットの静止画やQVGAサイズで15fpsの動画が撮影可能。撮影した静止画や動画は付属のケーブルでテレビに出力できるなど、機能も充実している。

　この端末は着うたに対応するほか、閉じたまま着うたを再生できる専用プレーヤー機能や、楽曲の冒頭部分だけを再生する「イントロクイズ」機能なども用意される。

　また、これもパケット代がかかる「ケータイカラオケ V-kara」に対応して、側面に装備されたセカンドマイクにより端末を閉じてマイクのように持つことができる。

　その他にも「ムービー変装」「256K アプリ Ver.2」などもサポートされ、ユーザーは大容量のファイルを低速（28.8ｋｂｐｓ）で我慢しながら待つ楽しみを提供しています。

　Vアプリによっては、テレビに出力してゲームを楽しむことも可能。また、電子辞書機能が搭載され、国語・英和・和英の辞書が合計11.6万語分搭載される。

　メインディスプレイに2.2インチ、QVGA、26万色表示のスーパーファイン ポリシリコンTFT液晶、サブディスプレイとして1.1インチ、112×112ドット、65,000色表示のTFCC液晶を装備する。着うたや64和音の着信メロディに対応し、SDカードスロットを装備する。

　※なお、外のキャリアの端末などでは端末と一緒に同梱されることが多いSDカードは、ボーダフォンのこの端末の場合同梱されないので、ユーザーは２〜３千円で別途購入する必要がある。

　連続待受時間は約380時間で、連続通話時間は約120分。大きさが約49×94×24mmで、重さが約119g。ボディカラーはハニーオレンジ、シルキーホワイト、ネイビーブルーの3色。