今回発表された端末は、三菱電機製の「D901iS」、富士通製の「F901iS」、NEC製の「N901iS」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P901iS」、シャープ製の「SH901iS」の計5機種。
■ 800MHz対応でサービスエリアが拡大
従来のFOMAと大きく異なるポイントとして、全機種が800MHz帯と2GHz帯に対応したデュアルバンド端末であり、山間部などでも利用可能な「FOMAプラスエリア」対応となっている。従来は2GHz帯のみだった。森氏は「都市部では2GHz帯でカバーできるが、郊外や山間部などではこれまでのサービスエリアより広い範囲で利用できるようになる」とアピール。
人口カバー率といったわかりやすい数値でのサービスエリア拡大は見込めないとのことだが、901iSシリーズの発売時には800MHz帯のネットワークも利用できるようになる予定だ。
※しかし800MHz帯は首都圏以外の場所でしか提供されないため、過去にリリースされたデュアル端末のように消費電力の問題があると、首都圏のユーザーはバッテリーの持ちが悪くなる可能性もあります。
■ PDFビューワー搭載で、音声通話からテレビ電話への切り替えも
共通機能として、非接触IC内蔵のICロック機能付きの「おサイフケータイ」機能や、PDFファイル閲覧機能が用意されている。また、これまでのFOMAと同じく、音楽再生機能やセキュリティスキャン、3D×3Dコンテンツ、Gガイド番組表リモコンなどがサポートされるほか、デコメールやテレビ電話も利用可能となっている。
■ フルブラウザは将来的に定額対象になる可能性も
このうち、ACCESS製のフルブラウザを搭載する「N901iS」だが、フルブラウザ利用時の通信料は、パケ・ホーダイ加入時でも1パケット0.02円で課金され、定額対象とはならない。パケットパック、あるいは標準契約している場合は、それぞれの料金プランに応じたパケット通信料となっており、たとえば「パケットパック30」の場合、フルブラウザでの通信料は1パケット0.05円となる。
■ 全機種iモード FeliCa対応
iモード FeliCa対応となったことも大きなポイント。セキュリティ面の向上を図るため、全機種に遠隔ロック機能とICカードロック機能がサポートされているほか、「P901iS」には顔認識技術やタイマーロックが、「F901iS」には開閉ロック機能や指紋認証センサーが用意されるなど、機種によって新たな機能が盛り込まれている。これらの新機能により、同社では「セキュリティ向上に役立つ」としている。
□ 自動時刻補正機能(D901iS、F901iS、P901iSの3機種が対応)
ケータイの電源をONするだけで、自動的に標準時刻を取得。
*P901iS
デザインはP901の性能美とP900iVのスパルタンな質感を足して2で割った感じ?
サイズ 高さ 102mm×幅 49mm×厚さ 25mm(ジャケットスタイル時:26mm)
質量 約115g(ジャケットスタイル時:約120g)
連続待受時間 約 460時間(静止時)約 350時間(移動時)
連続通話時間 約 140分
連続テレビ電話時間 約 90分
メインディスプレイ 約 2.2インチ
(ヨコ240×タテ320ドット)
QVGA TFT液晶 65,536色
サブディスプレイ 約 0.8インチ
(ヨコ96×タテ25ドット)
有機EL 1色(青色)
ドットエリア(単色ヨコ7ドット×タテ7ドット)
カメラ機能
外側:νMaicoviconTMカメラ
有効画素数:202万
記録画素数:192万
内側:CMOSカメラ
有効画素数:10万
記録画素数:10万
外部メモリー miniSDTM メモリーカード(別売)
*N901iS
売りはなんと言ってもドコモ初のフルブラウザー搭載でしょうか?
受信したメールの内容を解析して感情表現のアイコンを待受画面に表示する「感情お知らせメール」機能を搭載。また、901iSシリーズに共通のおサイフケータイ機能、PDF対応ビューア、音楽再生機能などを搭載するほか、メニューアイコン一括設定機能に対応する。スクウェア・エニックスのRPG「ドラゴンクエストII」(前編)がプリインストールされるほか、PDF形式のファイルでドラゴンクエストIIのワールドマップが本体のマイドキュメントフォルダに収録される。
サイズ 高さ 106mm×幅 51mm×厚さ 24mm
質量 約123g
連続待受時間 約 430時間(静止時)約 350時間(移動時)
連続通話時間 約 130分
連続テレビ電話時間 約 80分
メインディスプレイ
約 2.5インチ (ヨコ240×タテ345ドット)
QVGA+TM TFT液晶 65,536色
サブディスプレイ
約 1.0インチ (ヨコ120×タテ90ドット)
TFT液晶 65,536色
カメラ機能 外側:スーパーCCDハニカム®カメラ
有効画素数:100万
記録画素数:200万
内側:CCDカメラ
有効画素数:11万
記録画素数:10万
オートフォーカス対応
外部メモリー miniSDTM メモリーカード(別売)
*SH901iS
手ぶれ補正カメラ搭載でアルミボディの「SH901iS」
液晶テレビ「AQUOS」と同じ技術を用いた2.4インチ、240×320ドットで262,144色表示が可能なモバイルASV液晶ディスプレイを備えており、ヒンジ部近くにはスピーカー開口部が4カ所設けられている。スピーカー自体は2つだが、音が広がるよう考慮された設計
サイズ 高さ 112mm×幅 52mm×厚さ 25mm
質量 約150g
連続待受時間 約 420時間(静止時)約 350時間(移動時)
連続通話時間 約 130分
連続テレビ電話時間 約 80分
メインディスプレイ 約 2.4インチ
(ヨコ240×タテ320ドット)
QVGA モバイルASV液晶 262,144色
カメラ機能
外側:CCDカメラ
有効画素数:316万
記録画素数:315万
内側:CMOSカメラ
有効画素数:11万
記録画素数:10万
オートフォーカス対応
外部メモリー miniSDTM メモリーカード(別売)
*F901iS
デザインチェンジで、丸いラウンドデザインからF900iTやW21Kのようなデザインになる?
閉じてロック。指紋センサーですばやく解除!
端末を閉じるだけで、電話帳やメール、画像のすべてにロックをかけることが出来ます。
ロック解除は端末を開いて指紋認証ですばやく解除できます。
充実した音楽再生機能
お好みの曲が入った「miniSDTMメモリーカード」を差し込めば、ミュージックプレーヤーに早変わり。128kbpsのAACフォーマット対応の高音質で楽しめます。また、閉じたままでの連続再生や曲送り・曲戻しが可能です。
サイズ※ 高さ 105mm×幅 51mm×厚さ 28mm
質量 約131g
連続待受時間 約 550時間(静止時)約 380時間(移動時)
連続通話時間 約 160分
連続テレビ電話時間 約 100分
メインディスプレイ 約 2.4インチ
(ヨコ240×タテ320ドット)
QVGA TFT液晶 262,144色
サブディスプレイ 約 1.0インチ
(ヨコ96×タテ96ドット)
カラー有機EL 65,536色
カメラ機能
外側:CCDカメラ
有効画素数:204万
記録画素数:202万
内側:CMOSカメラ
有効画素数:32万
記録画素数:32万
オートフォーカス対応
外部メモリー miniSDTM メモリーカード(別売)
*D901iS
「D901iS」は、前モデル「D901i」でも採用しているスライド機構を搭載したFOMA端末。カメラ部分にはオートフォーカス対応で、記録画素数400万画素、有効画素数200万画素のスーパーCCDハニカムカメラを搭載。液晶には「部分半透過型液晶」を搭載し、バックライトが消えた状態でも画面上端の25ラインで時刻やメール着信などが確認できる。
「自動時刻補正」機能に対応するほか、大きな文字でよく使う機能だけを表示できるシンプルメニューを搭載
大きさは106×50×24mm(高×幅×厚)で、重さは約128g。連続待受時間は移動時約300時間、静止時約400時間。情報表示行を使用しない場合、移動時約430時間、静止時約600時間。連続通話時間は約170分、連続テレビ電話時間は約100分。miniSDカードに対応する。ボディカラーはクォーツブラック、ガーネットピンク、ラピスシルバーの3色。
サイズ※ 高さ 106mm×幅 50mm×厚さ 24mm
質量 約128g
連続待受時間
パーシャル時表示 ON:約 400時間(静止時)約 300時間(移動時)
パーシャル時表示 OFF:約 600時間(静止時)約 430時間(移動時)
連続通話時間 約 170分
連続テレビ電話時間 約 100分
メインディスプレイ 約 2.4インチ
(ヨコ240×タテ345ドット)
QVGA TFT液晶 262,144色
カメラ機能
外側:スーパーCCDハニカム®カメラ
有効画素数:200万
記録画素数:400万
内側:CMOSカメラ
有効画素数:32万
記録画素数:31万
オートフォーカス対応
外部メモリー miniSDTM メモリーカード(別売)
FOMA So902i
ここまでの話題の中に、期待のソニー製/ノニエリ製 So901i の名称がでてきませんが、Sony EricssonはVodafone向けにW-CDMA3G端末の発売を表明していますので、FOMA向けには端末をリリースしないんでしょうか?
Soは、05年末のFOMA So902i からと噂されています!
現在までSONY製、Sony Ericsson製のFOMAは発売されていませんし、ネットの噂でもSOは出ないと言われていますが、SONYファンは期待を込めて日々噂を探しています。
<<UPDATE:20050512>>
ドコモは、2006年度前半にHSDPAサービスを開始予定。
HSDPA開始当初は、まず下り3.6Mbpsから開始する予定。3G Americasの会長、クリス・ピアソン氏は、「HSDPAの商用サービスはNTTドコモが第1号で、第2号はCingularになると予想している」と話している
HSDPAは、現行の3GシステムW-CDMAの進化型であり、下り通信速度は最大で14.4Mbps。Ericssonは、2005年の後半に商用HSDPAをリリースする予定だ。「W-CDMA製品はHSDPAに簡単にアップグレードできる」とEricssonはしており、世界のW-CDMA採用事業者は、次のステップアップにHSDPAを導入しやすくなっている。
この話から推測すれば、SONY(SonyErricsson)端末は、この06年前半に導入されるHSDPAがターゲットなんでしょうか?
逐次、情報があり次第アップデートしていきます。
お楽しみに!!
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