絶好調のKDDI/auから噂のWIN端末3機種が発表されました。
今回発売される3機種では、新たにクアルコムの最新チップセット「MSM6500」が搭載されCPUパワーが大幅に向上するため、今まで通信速度は速いのに遅い・・・といわれ続けたレスポンスの向上が図られている。
EZアプリ(BREW)も最大600KBまで拡大されて、NTTドコモで実現したFlashへの対応している。また、auの得意な端末とネットワークを連携させた著作権保護機能に対応して、機種変更の際でも、対応したコンテンツであれば外部メモリ経由での移動が可能となっている。
発表された機種は、以下のラインナップ
「W21SA」は、2軸回転機構を備えたヒンジを採用し、今回発売されるWIN端末の特徴となる大容量EZアプリ(BREW)、Flashに対応した三洋電機製端末。有効画素数200万画素のオートフォーカス対応CCDカメラを搭載し、録音機能付きのFMラジオチューナー、TV出力機能を備えるほか、ICレコーダー機能、OCR英語辞書機能を搭載。「着せ替えナビ」対応のEZナビウォークが利用可能。また、USBマスストレージクラスに対応し、端末に装着したminiSDメモリーカード内の各種データをパソコンと手軽に送受信できる。
「W21S」は、ステレオスピーカーを搭載し、大容量EZアプリ(BREW)、Flashに対応したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製端末。130万画素のCCDカメラ、TVリモコンにもなる赤外線機能を搭載し、EZナビウォークに対応する。WIN端末では初となる内蔵式アンテナを採用、メモリースティックDuoに対応し、USBケーブルによる高速データ通信が可能。
「W21K」は、薄さ25mmのコンパクトボディを採用し、大容量EZアプリ(BREW)、Flashに対応した京セラ製端末。131万画素のCMOSカメラを搭載し、メインメニューには背景やアイコンが動く「動く着せ替えメニュー」を採用。ジョン前田デザインによる動く時計「ムービングクロック」がメイン・サブの液晶に設定できる。文字を拡大表示するでか文字モードを搭載する。USBケーブルによる高速データ通信が可能。
同社によれば、各端末の位置づけは「W21SA」がよりエンターテイメント重視の高機能端末、「W21S」がエンターテイメントと実用を備えた高機能端末、「W21K」が実用、エンターテイメント、経済性を備えた端末、とのこと。
大容量BREWアプリには、ドコモの900iシリーズ向けでお馴染みのドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのリリースが発表されているが、BREWはJava言語よりも端末のCPUにネイティブに対応していて、しかも今回の端末でCPUが強化されたことからも、ゲームの立ち上がりや反応速度が、ドコモ900iシリーズより快適になるのではないかと言われている。
発表時には、「他社はプレインストールだったが、auでは定額制なのでダウンロードでリリースしてもユーザーの負担にはならない。」としているが、ゲームの購入金額はかかるので、ある意味負担になるが・・・・まぁ、定額制を強調したかったのでしょう。