ドコモ P252iS〜ぴちぴちピーチやブルブルべりー
見かけはかわいいが、ケータイ端末としては「実は羊の皮をかぶったオオカミ」と、メーカのパナソニック モバイルの開発者が表現する。可愛い名前や外見とは裏腹に、「中身はすごいんです」。
高さ87ミリ・幅46ミリ・厚さ26ミリと小型ボディを採用し、ダイヤルボタンには立体造形キーを採用した。ランプが点灯するワンプッシュオープンボタンも搭載した。
開発者が豪語するその中身とは、50x系なみの処理能力 PDC方式は、より回路の共通化を進めて合理的にいいものを作っていこうという方向。そのため50系と25系の設計の共通化を進めていて、。外見は20xシリーズだが回路には50系CPUを中心とした基本部品を使って、50系と同等のポテンシャルを持っている。
そのため効果が顕著に分かるのは、文字入力時やメニュー操作時だ。「文字入力は早いキー入力でも取りこぼしがないし、仮名漢字変換の候補も瞬時に出てくる。メニュー操作の反応もタイムラグを感じさせない。
iモードメールの受信時および開封時に、本文中の絵文字に反応してLEDが光る「キラリメール」機能も搭載している。カメラは31万画素CMOS、外部メモリはminiSDカード。miniSDカードは8Mバイト品が付属し、音声を録音する「ボイスレコーダー」機能にも対応している。
<<UPDATE>> 「P252iS」に不具合〜常時圏外表示に
「ぴちぴちピーチ」「ぷるぷる杏仁」などのユニークな名称の小型端末「P252iS」に、通信が全くできなくなる不具合。NTTドコモは7月2日、「P252iS」の一部でエリア内にもかかわらず常時圏外表示となり、発着信が不可能になる場合があることを発表した。ユーザーにはダイレクトメールなどで通知し、準備ができ次第無償で修理を行う。
不具合は一部部品の接触不良。これまでに販売された24万台のすべてに不具合の可能性がある。発生確率は約1%で、これまで3122人から申し出があった。