Google WebSearch をサイトに導入すると、ユーザーはサイト上から直接検索を行うことができます。検索結果ページに表示される広告のクリックから収益を得ることができます。結果表示ページにロゴを表示するなど、検索ページのカスタマイズが可能です。
Google WebSearch と 検索向け AdSense 概要
日本のサイトがGoogleの検索技術を介して何十億ものサイトにある情報をユーザーに提供できる新しいオンラインプログラムが始まりました。このプログラムはGoogle WebSearch(ウェブサーチ)(tm)とAdSense(アドセンス)(tm)プログラムを拡大したもので、これまでは各ポータルなどの大手のサイトだけに提供されてきました。新しいプログラムはすべてのサイト運営者を対象とし、Googleの検索ボックスをサイトに設置することで、数々の賞を得ているGoogleの検索サービスとターゲットされた広告表示をユーザーに提供します。
なお、ユーザーが広告をクリックすることによって発生する収益は、各サイト運営者とGoogleでわけられます。
AdSense をご利用いただきますと以下のような利点があります:
■ サイトを訪れたユーザーがサイトにある Google 広告をクリックする毎に収益となります 。
■ サイトのコンテンツ内容に一致した広告を表示し、サイトを訪れたユーザーにはより多くの有益な情報を提供。
■ Google WebSearch をサイトに追加することにより、サイトのリピートユーザーを増加させます。
新しいプログラムに関し、このプログラムにより、サイト運営者は、ユーザーに、これまで以上に役に立つサービスを提供できるようになり、ユーザーによるクリックからの収益を得られるようになりました。このサービスを採用するサイトがGoogleの広告ネットワークに加わると、アドワーズ広告のリーチはさらに広がります。
この新しいプログラムへは、どのサイト運営者も、http://www.google.com/adsense/ から参加できます。GoogleのAdSenseチームからの承認がおりたサイトのオーナーは、数行のコードをコピーし、自分のHTMLに貼り付け、Googleの検索ボックスを設置します。自分のサイト上の検索数、クリック数、クリックスルーレート(広告がクリックされた数÷広告表示回数)、収益はオンラインの管理画面でいつでも確認することができます。
このアイデアはとてもうれしい知らせです。
今までは単に便利なので、私もボランティアでサイト内にGoogleの検索BOXを設置していましたが、一部ショッピング関連のページなどはAmazonアソシエイトに参加していますのでAmazon商品検索を設定していました。
今後は、検索BOXもGoogleにした方がメリットがありますので切り替えか追加しようかと考えています。。やはり先のYshooJapanが検索エンジンをYSTに切り替えた影響が大きいのでしょう。。YahooJapanも同じ事考えていると思うんですが、皆さんいかがでしょうか?
今後、検索BOXを切り替えて効果検証などもレポートしていきます。
などもサイト上に設定された検索ボックスから行われる検索結果はGoogleによって提供されます。それぞれのサイトにあわせ、自分のロゴを入れる、色を変えるなど、検索結果ページのカスタマイズが可能です。また、通常のWeb検索に加え、サイト内検索の機能などを追加設定もできます。
<<UPDATE>>
「すべてのページでグーグル検索とアドセンス広告を」:グーグル、新機能を説明
「ネット上のすべてのページに検索ボックスを」--これは、グーグルが昨年7月に日本でも提供をはじめた「Googleフリー検索」で実現したことだ。Googleフリー検索は、ウェブサイトの運営者がグーグルの検索ボックスを自分のホームページ上に設けることができるもの。これにAdSenseプログラムを組み合わせたサービスの提供が先週グーグルより開始された。
「大手ポータルサイトが導入していた検索と広告のサービスを、すべてのサイト運営者が使えるようになる」と、グーグルにて開催されたプレス向け説明会でGoogleビジネスプロダクトマネージャーのリチャード・チェン氏は説明する。
これまでのフリー検索サービスでは、サイト運営者が自由に検索サービスを自らのサイト上で展開できたものの、AdSenseによる広告の売上はすべてグーグルのものとなっていた。今回のサービスは、この広告による利益をサイト運営者と分け合おうというものだ。サイト運営者は、AdSenseの登録ページでサイトを登録し、認証を受けたのち数行のコードをコピーして貼り付けるだけで、自らのサイトに検索ボックスを設置することができる。
ただ、グーグルは大手ポータルサイトに検索サービスを提供する際、1検索ごとに料金を徴収している。新サービスでは、ポータルサイトと同様にサイト運営者にも検索利用料がかかることになるが、広告がクリックされた回数との相殺となるため、実質的には検索料は無料。広告がクリックされない場合も課金が発生することはなく、フリー検索サービスが無料で提供されていた場合と同じ状況となる。
同サービスの利点についてチェン氏は、「検索可能なサイトが増え、インターネットユーザーはどのサイトからでも情報検索ができるようになる。またサイトオーナーは検索機能をサイト内に簡単に設置することができ、広告収入を拡大することもできる。もちろん、グーグルにとっても広告収入が増えるわけだ」と述べる。
検索結果ページは、それぞれのサイトのイメージに合わせて色やロゴなどをカスタマイズすることが可能だ。また、サイト運営者は、URLフィルタ機能で表示させたくない広告を登録し、競合企業などの広告を表示しないよう設定することもできる。
検索結果をサイト運営者が絞り込める機能も
また同社は、現在英語版のみだが、Site-Flavored Google Searchという機能も提供開始した。これは、サイト運営者が自らのサイト内容やユーザーの好みに沿った検索結果を提供できるよう、ターゲットを絞り込める機能だ。Site-Flavored Google Searchでは、アート、健康、音楽、スポーツ、サイエンスといったカテゴリー別にチェックボックスが用意されており、サイト運営者がそのチェックボックスを選んだ時点で自動的にカスタマイズされた検索ボックスのソースコードが生成される。それを自らのサイトに置くことで、カテゴリーに近い検索結果が得られるようになる。この機能は、昨年同社が買収したKaltixの技術が生かされているという。
この機能はGoogle Labsでベータ版として提供されており、日本語対応は未定。同社ではフィードバックを得て改善を加え、今後の検索サービスに反映させたいとしている。