最近、プラズマテレビの能力をアピールするために『36億2000万色』や『57億5000万色』と言った色数をアピールするようになってきたが、この謳い文句の裏には、知られたくない弱点があります。ご存知でしたか?
昨今、大画面の本命は?といろんなところで話題となる、プラズマと液晶など薄型大画面テレビですが、各社、それぞれの特色を活かして、アテネオリンピックに向けてアピールしています。 毎日のように新製品が発表され選ぶのに迷っていると思います。大画面テレビは高額な商品ですから何年も使いたいですよね。。(2011年7月には地上デジタル放送に完全移行して現在の地上アナログ放送は終焉を迎える) 楽しみにしているアテネオリンピックも迫力のある大画面で綺麗な画像を・・と考えているかとおもいますが、この『綺麗な画像=ハイビジョン』と考えたときに、実はプラズマって「フルハイビジョン」に対応した製品が無いって知ってました? 「大画面だからこそフルハイビジョン対応がこれからのテレビに必須条件となる」 プラズマテレビは、最初から大画面テレビを目指していたため「画素が大きくてもいい」で作られている。仮にフルハイビジョンに対応するため画素を小さくする(高解像度化を行う)と、プラズマの放電が安定しなかったり輝度が低くなるといった問題が発生してしまう。まったく不可能ではないが構造上/物理的に難しいのだといわれています。 自発光型プラズマテレビの構造自体が、36億/57億色を可能にしているが、それがフルハイビジョン化を難しくしている。“感性の映像表現”を重視したい映画視聴などではこのようなプラズマの特性が生きてくるだろうが、明るい部屋で気軽にテレビ番組を観る機会の方が映画鑑賞よりもはるかに多いリビングテレビでは、明所コントラストに優れた液晶の方が鮮やかな映像を楽しむことができる。。 要するに色は多いが本当に綺麗なのか!プラズマテレビはっ?て事です。。 その点、液晶は小型画面を作ることからスタートしたため、現在のような45V型液晶などでも解像度1920×1080ピクセルのパネルで、フルハイビジョン対応の大画面&高精細な画面が実現できるのです。