ケータイは、iモードに次ぐ第3の成長期へ
FeliCaは、ドコモとソニーが共同出資するフェリカネットワークスが展開するサービスで、FeliCa自体はソニーが開発した非接触ICカード技術。コンビニエンスストアのam/pmなどの「Edy」やJR東日本の「Suica」などのカードで利用されており、お金を事前に入金、レジや改札などで専用端末にカードをかざすだけで支払いができる、というもの。そのICチップを携帯電話に内蔵することで、携帯電話をかざすだけで料金支払いを可能にした。他の非接触ICカードと同様、入金用端末などを利用してカードに入金する。さらにiモードを利用してクレジットカードから入金する、といったことも可能だ。
今回のiモードFeliCaサービスを開始しても、ドコモが得られる通信料金は微々たるものにとどまる。ドコモでは現在、通信料金に依存したビジネスモデルを変更しようとしており、FeliCa利用増により出資企業としてフェリカネットワークスから得られるライセンス収入、FeliCaを利用した法人向けのソリューションビジネス、金融、などの収益源を模索。また、他社にはないFeliCaサービスを開始することで、年間500万人程度に上る解約者の引き留めも狙う。
サービスの開始にあわせて発売されたのは、富士通製の「F900iC」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「ムーバ P506iC」、シャープ製の「ムーバ SH506iC」ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「ムーバ SO506iC」の4モデル。
「F900iC」
指紋センサーを採用し、FeliCaの第3者利用を防ぐ「ICカードロック」や「遠隔FeliCaロック」機能を搭載。
・AF付きの128万画素CCDカメラを装備
・2.4インチ、QVGA、262,144色表示のTFT液晶
・サブディスプレイは1.1インチの有機EL
・miniSDカードスロットを搭載
・H104×W51×D26mm
・重さ129g
・ボディカラー:オレンジ、レッド、パープルシルバー、チタンブラック
「P506iC」
端末を閉じたまま操作できる「クイックスタイル」を採用。
・195万画素カメラ
・ディスプレイ2.4インチQVGA65,536色表示のTFT液晶
・miniSDカードスロット
・H111×W50×D26mm・
・重さは約128g
・ボディカラー:ブルーマルガリータ、ブラックトルネード、シルバーマティーニの3色
「SH506iC」
回転二軸型形状の「回転液晶スタイル」を採用、閉じたまま各操作が可能。
・AF付き202万画素CCDカメラ
・miniSDカードスロット
・メインディスプレイは約2.2インチ、QVGA、262,144色表示のTFT液晶
・サブディスプレイは約0.6インチのモノクロSTN液晶
・H103×W49×D26mm
・重さは約136g
・ボディカラーは、メロシルバー、ブリリアントブラック、スパークリングピンクの3色。
「SO506iC」
少しスライドさせるとワンタッチオープンする「180度スタイル」で、最大8種類のカスタマイズが可能な「フィット・カバー」を採用する
・ディスプレイ:約2.4インチ、QVGA、262,144色表示のTFT液晶
・メモリースティックDuo
・H106×W50×D28mm
・重さは140g
・ボディカラー:バカンスローズ、ソイルブラック、エアリーベージュ、トロピカルターコイズの4色。
NTTドコモプレスリリース
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0616.html
今回ドコモの肝いりサービスとして始まるようですが、さて7月に発売される端末のラインアップをみて、ほしい携帯ってあります?ドコモはもしかして機能を買わせるつもりなんでしょうか?であれば、機能を活かすインダストリアルデザインを考えてはいないように感じてしまいます。
しかも各社のサービスの開始時期を見ても、ばらばら、実際に7月に使えるサービスなんてEdy位でしょうか。
Edy対応って言ってもねぇ。am/pmで何か買う?マックでハンバーガー?
正直、先のKDDI/auの社長の記者会見でコメントしていたように、JR東日本の「Suica」が本命なんでしょうね。だって今回発表のFelica対応端末のラインナップを見ても、他に発売されている端末をみてもコンセプトがばらばら・・・要するにドコモも今は立ち上げの時期なので、それなりに適当に・・・と言うところが本心でしょうか。
携帯端末の魅力もないし、しばらく様子見ですね。
私は、FOMA
F900iT+
preminiをデュアル契約で買って遊ぼうと思っています。。
その他、Felica関連情報はこちら。。。
最初のFelica搭載携帯は「F900iC」