東芝が、3月発売した「gigabeat」のG21にHDD容量で選べる新ラインナップを用意してた。 機能もWindowsMedia対応のDRM楽曲やUSB充電にも対応している。
5GBのHDDを搭載した「gigabeat G5(MEG050)」を7月中旬より2万9,800円 20GB搭載の「gigabeat G22(MEG202)」を7月下旬より4万7,040円 40GB搭載の「gigabeat G40(MEG400)」の3製品を9月下旬より5万4,800円 で順次発売する。
今回発表された3製品は、HDD容量が異なる点以外の仕様はほぼ同一で、2004年3月に発表した「gigabeat G21(MEG201)」と比較して、新たにマイクロソフトが開発した著作権保護技術「Windows Media Digital Rights Management V1」をサポートしている。
これは、昨今Exciteやリッスン、OCNなどで新たに始まったオンライン音楽配信に対応するためと考えられる。 音楽配信サイトなどで販売される、同技術で保護された音楽ファイルをメディアプレーヤー「Windows Media Player 9」経由でgigabeatに転送できる。
また、機能の強化も行われてUSBバスパワー給電に対応し、PCのUSBポートに接続することでgigabeatの充電が可能となっている。
旧製品となってしまう「gigabeat G21」と「gigabeat G20(MEG200J)」向けにも、新機能を追加するファームウェアを後日公開する予定だという事なので、慌てて処分を考えなくても機能は十分活用できる。
・gigabeat G5とgigabeat G22 本体サイズ:76.5×89.5×12.7mm(幅×奥行×高) 重さは138g
・gigabeat G40 (内臓HDDが2プラッタとなるため若干厚い) 本体サイズ:76.5×89.5×15.7mm(幅×奥行×高) 重さは156g
東芝では、ネックストラップ型リモコンなどのオプション製品も販売する。 ・ネックストラップ型リモコン「MEGSRC10」:3,980円 ・充電スタンド「MEGBCS11」:3,980円 ・ACアダプタ「MEGAC530」:2,980円。 ※ネックストラップ型リモコンはgigabeatシリーズ全機種で利用できる。
AppleのiPodやSonyのVAIOpocketと競合する分野に参入する各社の今後の対応は見ものです。