話題のナレッジベース | Knowledge Base Weblogs space
HOMEBlogs index Broadband >> space
space space
space
space
space
space
June 3, 2004 space
   space
space

WMP10 Windows Media Player10

space

Microsoftが、「Windows Media Player( WMP10 ) 10」のテクニカルベータの配布を開始しました。
 
 5月に開催された「Windows Hardware Engineering Conference (WinHEC) 2004」で、同社グループ副社長のJim Allchin氏は、「2004年後半にはメディア・エクスペリエンスの波がやってくる」と予告して、その中心となるWMPのメジャーアップグレードとなります。
 

space

 
wmp1001.jpg もうすぐ登場予定のWMP 10は、「Janus」というコードネームで開発されているデジタル著作権管理(DRM)技術をサポートしています。この柔軟なDRMを実装することにより、幅広い種類のポータブルデバイスとの間でデジタルコンテンツの受け渡しが可能になります。
 
 
 例えば、Roxioが米・欧で提供しているデジタル音楽配信サービス「Napster」では、月々9.95ドル(約1,100円)のサブスクリプション・サービスを契約すれば、自由に楽曲をPCにダウンロードして再生できますが、ユーザーがこの契約を打ち切ると、DRM機能によって、自動的にダウンロードした楽曲は利用できなくなるのです。
 
 
 このようにサブスクリプションベースの音楽配信サービスならば、豊富な楽曲を楽しめるという利点がある一方で、今までのDRMではPC以外で利用できないという欠点があった訳ですが、今回の『WMP 10』と『Janus』対応のポータブルプレイヤーならば、サブスクリプション・サービスの楽曲でも、サービス内容を反映させた形でポータブルプレイヤーに転送でき、著作権を守りながら、権利を保有するユーザーは利用範囲を限定されるのではなく、好みの機器で音楽を楽しむことが出来るようになります。
 
 
 しかし!それもこれも、この『WMP 10』と『Janus』を組み合わせた場合と言う、枠に組み込まれていることをお忘れなく!要するにMSテクノロジーの手のひらの中で自由を得ているに過ぎないのです。
 
 
 少なくとも現在のDRMよりは格段に自由で柔軟な仕組みだとは評価しますが、これが業界で共通化された仕組みとはなりそうにありませんので、今後はDRMで選ぶ時代になりそうです。
 
 
 また、音楽配信に関しても、iPodばかりが話題になっていますが、今後USのようにサブスクリプションベースの音楽配信も日本国内で展開されることを期待しています。
 
 
 iPodが売り切りのCD販売だとすれば、『サブスクリプションベース』はCDレンタルと同じではないでしょうか。店舗が大量に仕入れて、それを回転する事で利益をあげる!仕組みと同じくできればと期待しています。
 
 
MSNミュージック 20日から日本で音楽をネット配信

■ WMP10 Windows Media Player 10 日本語版リリース開始!

space
HOMENews BlogsBroadband | June 3, 2004 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
space


space Entries of this Category
space

  Next >> 最初のFelica搭載携帯は「F900iC」か? >> 

 「FeliCa」や無線LAN対応のFOMA端末機が間もなく登場と、2004年6月1日から開催されている。「Agilent Measurement Forum 2004」の基調...»この話題を見る…


  Previous << 自動車運転中の携帯使用に罰則 << 

 運転中の携帯電話使用に対する罰則設定が強化されたようです。 これにより、簡単に言えば『今までは、運転中に携帯電話をしていて危ない運転に繋がった場合』に罰則となっていましたた、... »この話題を見る…


space
space
Welcome to knowledgeBase  Blogs  ▲TOP