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May 23, 2004 space
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F1 2004 モナコGP 佐藤琢磨スーパースタート!トゥルーリ初ポールtoWIN !!

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モナコGP決勝:トゥルーリが念願の初優勝達成!! 2004年F1モナコGPは、ポール・ポジションからスタートしたヤルノ・トゥルーリが伝統のモナコGPで念願の初優勝を達成した。2位にはBAR・ホンダのジェンソン・バトン、3位にはバースデーグランプリとなったルーベンス・バリチェロが続いている。
 


 

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 気温22℃、路面温度41℃、やや雲は広がっているものの陽射しもありスタート時点ではドライコンディションとなっている。現地時間午後2時、ヤルノ・トゥルーリを先頭にフォーメーションラップが開始される。
 
 
 ところが、トヨタのオリビエ・パニスがグリッドにつくことができずにスタートディレイとなってしまう。午後2時09分、もう1度トゥルーリがフォーメーションラップをリードしていく。しかし、またしてもパニスのマシンは問題を抱え、グリッドを離れることができない。パニスはピットスタートへ。
 
 
 スタート!トゥルーリがトップをキープし、チームメイトのフェルナンド・アロンソが見事なスタートでジェンソン・バトンを抜いて2位へ浮上。しかし、それよりも素晴らしいスタートを切ったのはBAR・ホンダの佐藤琢磨で、佐藤は7番手スタートから一気に4番手まで浮上した。ジャガーのクリスチャン・クリエンがフロントウィングを壊してオープニングラップのローズヘアピンでクラッシュしてしまう。
 


YouTube:http://www.youtube.com/watch?v=tUkTuN3OFPs

 
 2周目、佐藤琢磨のマシンから白煙が断続的に上がっており、ペースが少し落ちている。その佐藤に5位のキミ・ライコネンが迫り、その後ろも術つなぎとなっている。
 
 
 3周目、その佐藤のホンダエンジンがタバココーナーで激しくブロー!その白煙で前方が見えなくなってしまい、ザウバーのジャンカルロ・フィジケラがマクラーレンのデビッド・クルサードに乗り上げてひっくり返ってしまう!このアクシデントによりセーフティーカーが導入される。佐藤、フィジケラ、クルサードはリタイアとなった。この間にラルフ・シューマッハはピットストップを行なっている。フィジケラ、クルサードに大きなケガはないようだ。
 
 
 8周目、午後2時25分にセーフティーカーがピットへ戻り、レース再スタートとなる。このリスタートを利用して、ファン・パブロ・モントーヤがルーベンス・バリチェロから6番手のポジションを奪っている。
 
 
 12周目、ジャガーのマーク・ウェーバーがスイミングプールでスローダウン。ジャガーは全滅となってしまう。
 
 
 13周目、上位陣ではまずBMW・ウィリアムズのファン・パブロ・モントーヤからピットへ入る。多めの燃料を給油して後半戦へ備える。ジョルジョ・パンターノもピットでレースを終える。ルノーのヤルノ・トゥルーリはファステストラップを連発しながら必死でリードを広げていく。
 
 
 トップ18周目、トップ3ではBARのジェンソン・バトンがピットへ。9.5秒の作業時間でコースへ復帰する。おそらくは2ストップ作戦を採用していると思われる。ミナルディのジャンマリア・ブルーニがガレージへ。ミハエル・シューマッハを抑えていたマクラーレンのキミ・ライコネンもバトンの次のラップでピットへ。
 
 
 その翌周、フェラーリはルーベンス・バリチェロからピットストップ。静止時間は9.2秒となっている。一方、チームメイトのミハエル・シューマッハは怒涛の4周連続ファステストラップでルノーの2台を猛追する。
 
 
 25周目、トップ走行のトゥルールがピットへ。8.5秒で第2スティントへと入っていく。次のラップにアロンソが入り、9.0秒でピットアウトしてトゥルーリの後ろでコースへ戻る。アロンソの次の周にはミハエル・シューマッハもピットへ入り、バトンの前となる3番手で復帰することに成功する。
 
  
 トップ29周目、今日はまずまずのポジションを走っていたマクラーレンのキミ・ライコネンだったがピットへ戻ってリタイアとなってしまう。
 
 
 トップ42周目、なんと2位を走行していたフェルナンド・アロンソがトンネル内で大クラッシュ!トンネルの中で周回遅れのラルフ・シューマッハをかわそうとした際にガードレールに激しくヒットしてしまった。アロンソは自力でマシンから脱出している。ここで2度目のセーフティーカー導入となっている。アロンソはコース上を周回しているラルフ・シューマッハを指差し、怒りをあらわにしている。このセーフティーカーランの間にトゥルーリとバトンがピットストップを行なっている。ミハエル・シューマッハはピットに入っていない。
 
 
 ところが、セーフティーカー先導中にトップのミハエル・シューマッハがフロントセクションを壊してしまっている。そのミハエルを尻目に、レースは残り31周で再スタート。どうやら、セーフティーカー先導中のトンネル内でミハエル・シューマッハが減速し、後ろを走っていたモントーヤがそのミハエルを突付く形になってしまう。これによってミハエルはレースをリタイアすることとなる。ピットに戻ったミハエルは怒りを秘めており、チームクルーがなだめている。
 
 
 再スタート後、順位は1位ヤルノ・トゥルーリ、2位ジェンソン・バトン、3位ルーベンス・バリチェロ、4位ファン・パブロ・モントーヤ、5位クリスチアーノ・ダ・マッタ、6位フェリペ・マッサ、7位ニック・ハイドフェルド、8位ラルフ・シューマッハとなっている。
 
  
 トップ52周目、トヨタのクリスチアーノ・ダ・マッタにブルーフラッグ無視によるドライブすルーペナルティが課せられる。ジェンソン・バトンがトップのトゥルーリをじわじわと追い上げていく。
 
 
 トップ残り4周、今週末は波乱の展開となったラルフ・シューマッハがスモークを上げ、ピットでストップした。
 
 
 ファイナルラップ。トップトゥルーリと2位バトンの差は0.6秒まで縮まっている。
 
 
 チェッカー!ヤルノ・トゥルーリが最高の走りで初ポールから初優勝を達成した!2位はジェンソン・バトン、3位ルーベンス・バリチェロ、4位ファン・パブロ・モントーヤ、5位フェリペ・マッサ、6位クリスチアーノ・ダ・マッタ、7位ニック・ハイドフェルド、8位オリビエ・パニス、9位ゾルト・バウムガートナーとなっている。チェッカーを受けたのはこの9人だけというサバイバルレースとなった。
 
 
 F1第7戦ヨーロッパGPは来週末の日曜日、5月30日に決勝日を迎える。

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HOMENews BlogsF1/2004race | May 23, 2004 |  twitter Livedoor Buzzurl はてな Yahoo!ブックマーク人が登録
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