モナコGP最終予選:トゥルーリが初ポール獲得!!モナコGP最終予選、ルノーのヤルノ・トゥルーリが自身初のポールポジションを獲得した。2番手タイムはラルフ・シューマッハとなったが、ラルフは10グリッド降格となるためにジェンソン・バトンがフロントローを獲得している。
気温21℃、路面温度47℃、晴れた空とドライコンディションのコースで今週末最も重要と言っても過言ではないモナコGP最終予選が行なわれる。まずはプレ予選で最下位だったミナルディのジャンマリア・ブルーニからコースへと出て行く。 ミナルディではゾルト・バウムガートナーがブルーニのタイムを上まわることに成功した。バウムガートナーのタイムは1分20秒060。ジョーダンではニック・ハイドフェルドがジョルジョ・パンターノに1秒近い差をつける1分16秒488を記録している。そのハイドフェルドのタイムはジャガーのクリスチャン・クリエンによって破られる。クリエンのタイムは1分15秒919。 マーク・ウェーバーは1分15秒725でチームメイトのタイムを超えてくる。そしてミハエル・シューマッハがアタックへ。そのミハエルは1分14秒516でまずまずのタイムといった感じ。チームメイトのバリチェロもミハエルから0.2秒遅れの1分14秒716となっている。 BMW・ウィリアムズのファン・パブロ・モントーヤはミハエルから0.523秒遅れの1分15秒039というタイムに留まった。しかし、ルノーのヤルノ・トゥルーリはチームの期待に応える1分13秒985で暫定トップタイムを記録している! 佐藤琢磨はヌーヴェルシケインでタイヤをロックさせてしまい、タイムは伸びずに1分14秒827というタイムに落ち着いている。トゥルーリのチームメイト、フェルナンド・アロンソは1分14秒408でミハエル・シューマッハのタイムは上回った。もう1台のBAR・ホンダ、ジェンソン・バトンはラップを上手くまとめて1分14秒396を記録しアロンソの前に出ることに成功する。 マクラーレンのキミ・ライコネンは意地の走りを見せ、フェラーリ2台の間に入る1分14秒592をマークしている。最後に出走したラルフ・シューマッハは1分14秒345で2番手タイムを記録した。 ヤルノ・トゥルーリは自信初のポールポジションをモナコGPで達成、2番手のラルフは10グリッド降格となるため、ジェンソン・バトンが再びフロントローを獲得した。3番手にはスタート鋭いフェルナンド・アロンソが続き、その横からミハエル・シューマッハが明日のレースをスタートする。 決勝レースは現地時間の明日午後2時、日本時間で午後9時にフォーメーションラップスタートとなる。