クルマの廃熱で電力不足解消――東芝の熱電モジュールと言う記事が掲載されていました。マジですか・・
内燃機関を動力にした自動車は“熱”のカタマリ これまでムダに捨てられてきた自動車の排気熱などを電力に変えて有効利用しようという提案が「自動車技術展」の東芝ブースで行われている。温度差によって発電するという熱電モジュール「Giga Topaz」とは? 走行後のエンジンまわりは、真冬でもボンネットを開けただけでムワッと熱気がくるほどで、エンジンはもちろん周辺のパーツにうっかり触ったら間違いなく火傷してしまう。 近年の自動車の大半を占める水冷エンジンでは、熱くなったエンジンを冷却水とラジエーターによって冷却している。エンジン以外にも、排気ガスを通すマフラーもかなりの高熱になるが、これは大気中に熱を放出している。 今年3月に発表した熱電モジュール「Giga Topaz」。2つの異なる金属に温度差を与えると金属間に電圧が発生して電流が流れるといういわゆる「ゼーベック効果」を応用したもの。CPUの冷却手法として有名なペルチェ効果の逆の原理だ。モジュールに内蔵された熱電変換素子の上面と下面の温度差によって発電する。