今回の日本女子バレーボールの活躍は目覚ましく、久しぶりに強い日本バレーを見せてもらいました。
バレーボールのアテネ五輪世界最終予選兼アジア予選女子大会は最終日、日本はロシアに0―3のストレートで敗れて初黒星を喫し、最終戦でロシアに完敗したが、日本は予選を首位で通過しています。 今回の日本女子バレーボールチームの活躍は目覚しく、02年世界選手権の覇者イタリアを接戦で破り、アジアの強敵韓国にストレート勝ち。柳本監督が「まだ発展途上。今は85%ぐらい」と話すように、現在の戦力に上積みができれば、アテネの本番でメダルを狙える位置にはあると思っています。 今回のメンバーでは10代トリオと呼ばれる、栗原(NEC)、大山(東レ)、木村(東京・下北沢成徳高)を起用。幅広い世代をまとめあげた監督の手腕は見事だっの一言です。 今回の日本の急成長には、守備の充実とバックアタックの精度が向上した点が挙げられる。守備専門のリベロ、成田に加え、光ったのは17歳の木村。レシーブに定評のある木村を今大会からレギュラーにすえ、日本はミスの少ないチームに成長した。 攻撃面ではバックアタックを積極的に使えるようになり、攻めの幅が広がった。移動攻撃や速攻でセンターの吉原(パイオニア)や大友(NEC)が相手のブロックをサイドに引っ張り、空いた中央から栗原、大山、佐々木(パイオニア)がバックアタックを放つ戦法が奏功した。 本番まで約3カ月。各個人の技術をさらに高め、戦術の練り直し、欧州遠征を経て6月下旬には最終メンバーが決まるようですが。今大会で日本が得た自信は大きく、オリンピックでも中国、ブラジル、米国、キューバといった強豪のメダル争いに割り込む余地は十分ある。 頑張れニッポン!チャチャチャ!!