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January 20, 2008 space
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アンデスの細工技術 : オーパーツ OOPARTS

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古代アンデス文明は全体的に黄金細工物でも知られるが、その細工技術にも冶金学者の首をひねらせる謎が多い。例えば、電気メッキの利用以外には不可能なほど極薄の金箔をかぶせた細工物も、一部に発見されている。最も、電気分解を使わなくても可能な金メッキ法として、酸性物質を使う「腐食法」と水銀合金を使う「金アマルガム法」という2つの方法があるが、古代アンデスの人々はその様な巧妙な手段を知っていたのだろうか。

ooparts3.jpg
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 もっと不可解なのはプラチナまで自在に細工していたことである。プラチナの融点は1774度Cで、金銀よりはるかに高い。ヨーロッパでは石炭利用の1700度以上出せる溶鉱炉の開発は1804度待たねばならず、おかげでプラチナの存在を知らなかったため、スペイン人侵略者は略奪した財宝やプラチナやその細工物を「銀のまがい物」として捨ててしまった。


 だが、古代アンデス人はプラチナ細工だけでなく、金とプラチナの合金を作るには溶解以外に方法はないが、石炭を知らなかったはずの彼らにどうしてそれが可能だったのか。実は冶金学上の抜け道が一つだけある。溶解によらず金とプラチナとの合金を作る方法「焼結合(シンタリング)」という高度技術があるからである。


 ただし、それは20世紀後半にやっと開発されたばかりの新技術で、現在では特に「宇宙船建造の際に必要な」炭化タングステンとか炭化チタニウムという超硬度金属を作るのに用いられた方法である。


 一体古代アンデス人はどこでその様な高度な技術を学んだのだろうか。アンデスにしろ、ナスカにしろ、当時の技術では理解に越えるか学力を秘めているのは、それは「地球外生命体」によって授けられた技術なのだろうかと思いたくなるほどである。
 
 
 
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 2004-12-30 12:15:03
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