エクアドル南部、クエンカのマリア・アウグシリアドラ教会のすぐ脇に「クレスピ神父博物館」という風変わりな博物館がある。 博物館と入っても、実際は粗末な掘った立小屋同然のあばら屋で、中に雑然と並べられ、積み上げられた大量の収蔵物も、考古学学会からはまがい物と無視される物ばかりである。
それも当然で、所有者であるクレスピ神父は考古学的には素人で、収蔵品は付近の原住民がジャングルや地下の「古代遺跡」で見つけたと称して持ち込んで来た出所不明の工芸術で、稚拙な偽造品と直ぐ分かるものもたくさんある。それでも買い上げるのは、神父の目的が、収集よりも貧困の救済にあるからである。
だがその中には本物といえる工芸品が、少なく見ても50点以上はある。記号や文字人物や動物の絵が刻み込まれた銘板や飾り板だが、全てまぎれもない黄金製なのだ。盗難の危険を避けるため、主要なものは銀行に保管され、博物館にはレプリカが展示されている。 その内の一枚は、、記号と文字だけが56個のマス目に歴然と浮き堀された高さ50cm、幅13cmの分厚い見事な造りの純金製銘板だ。定説では南米古代文化にはマヤ、アステカが滅ぼされる最後まで「車輪」と「文字」の二つの要素が欠けていたという。 この銘板の文字も古代中東に北方セム語らしいと指摘される数文字を除き、後は起源不明で解読も出来ない。銘板自体も南米はおろか、世界のどの古代文明にも類似しない工芸品なのである。
クレスピ神父自身は、世界中の古代文明の更に以前までさかのぼる共通起源の高度文明、つまりアトランティスの実在論者で、ジャングルのどこかにその前線植民地から遺跡が現在も眠っていて、この銘板もそこから持ち出されたと確信している。
だとすれば、この不思議な文字や記号は、今でも誰も読めなくなった「アトランティス文字」ということになる。また南米から遥か離れた中東に存在していた北方セム語の数文字が刻まれているのも、不思議な限りである。 オーパーツ OOPARTS : アステカの暦石(アステカカレンダー) オーパーツ OOPARTS : ピリ・レイスの地図 オーパーツ OOPARTS : ヴォイニック写本 オーパーツ OOPARTS : 水晶のドクロ オーパーツ OOPARTS : 黄金シャトル オーパーツ OOPARTS : 黄金に刻まれた文字 オーパーツ OOPARTS : 聖地バールベック オーパーツ OOPARTS : コスタリカの石球 オーパーツ OOPARTS : 人工球体 オーパーツ OOPARTS : 0.3ミリの穴と黄金のマスク オーパーツ OOPARTS : 古代電池 オーパーツ OOPARTS : アルミニウム製帯留め オーパーツ OOPARTS : アンデスの細工技術 オーパーツ OOPARTS : アショカ・ピュラー
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