AppleのiPhone、発売日は6月29日
Appleが6月登場を発表していた携帯電話「iPhone」を6月29日に発売するとAppleが制作したテレビCMでiPhoneの発売日を明らかにしました。CMでは操作のデモも見られ、電話機能だけではなく、全面タッチスクリーンが実現した、画像や動画、音楽の再生が指ひとつで実現された様子を見ることができます。
iPhoneテレビCM
「iPhone」の特徴は、タッチスクリーン機能が前面に搭載されている。
ワイドスクリーンiPod+携帯電話+インターネットコミュニケーターの3つの機能を1つのデバイスで実現したのが「iPhone」で、今までのスマートフォンのユーザーインターフェースはキーボードで操作する必要があったが、「iPhone」は画面を直接タッチするという操作方法を採用している。
連続通話時間は最長5時間、音楽の連続再生時間は最長16時間。端末には対物センサーが搭載されており、iPhoneを耳に近づけるとディスプレイが消灯するほか、スピーカーからの音声出力をオフにするなど、ユニークな機能も搭載している。
そのため、全面がタッチスクリーンになっている。これはスタイラスを不要にするための新しい特許に基づいているそうで。仕様は不明ですが、カメラ付きでヘッドセット用の端子が付いています。
ボタンは唯一、ホームボタンがあるのでどうやらネットなどと連動するようで、通信はSIMカードが刺さるようになっており、iPhoneではGSMクワッドバンド(850/900/1800/1900MHz)/EDGE対応の通信方式。W-CDMAだけでも使えれば日本国内でも利用可能なのですが、見る限りの仕様では厳しいようです。残念ながら日本では携帯電話としては利用できない状況です。日本市場にiPhoneが投入されるのは、3G版が開発されてからということになりそうですが、考え方を変えて日本国内では高級「iPod」として利用して、電話機能は海外専用とするのもあり?ですよね。。。とにかくほしいんです!
電話はタッチパネル画面でダイヤルする
文字入力は、画面に表示されるQWERTY配列のソフトウェアキーボードを用いて行う。電話をかける際に、番号を直接入力する必要がある場合はやはりソフトキーボードを使う。
ウィジェット機能
ウィジェット表示させれば天気や株価などが画面内で分かります。
この機能とデザインはMacOS Xに搭載されているものとほぼ同一仕様。
ブラウザはSafariを搭載
写真を電子メールに添付する
TV電話機能も電話中に相手の写真が表示されたりする
iPhoneはiPodのようなアクセサリもたくさん出るでしょう。違う点はマイクが付くという点。例えばヘッドセットの場合、Bluetoothで接続可能になっていて、イヤホンとマイクがセットになっています。バッテリーは通話使用時は連続5時間。音楽再生のみなら連続16時間。このiPhoneには200以上の特許が使われているなど、すごい特許武装も装備済みですね。
OSにはMac OS Xのサブセット版を採用
マルチタスクもサポート
メール機能はIMAP4やPOPに対応
連続通話時間は最長5時間、音楽の連続再生時間は最長16時間。
iPhoneはGSMクワッドバンド(850/900/1800/1900MHz)/EDGE対応の通信方式。
3G:W-CDMAだけでも使えれば日本国内でも利用可能なんですが、電話機能は利用不可能
iPhoneの重量は約135グラム
外形寸法は縦115×横61×厚さ11.6ミリ
3.5インチのタッチセンサー付きディスプレイを搭載する(320×480ピクセル)
QWERTYソフトウェアキーボード
(入力は予測変換と自動訂正機能が使える
多くのスマートフォンで使われている小さいプラスチック製キーボードよりも使いやすく効率的)
2メガピクセルのカメラ
Bluetooth 2.0
802.11b/g無線LAN
4・8GBメモリ。
Cingular Wirelessとの2年契約込みで、
値段は4GBモデルが499ドル(約5万9000円)、8GBモデルが599ドル(約7万円)。
アップルストアかシンギュラーから購入可能とのこと。
ジョブズ最高経営責任者の発表では、米国での発売は2007年6月、欧州での発売は2007年第4・四半期、アジア地域での発売は2008年の見通しになっていますが、日本ではSoftBank辺りが狙っているのでしょうから、早期に発売される裏技も期待したいところです。
この「iPhone」は、USでは携帯電話サービス最大手のシンギュラー・ワイヤレスがUS携帯電話市場でのパートナーになると発表。シンギュラー・ワイヤレスは、アップルとの契約について「複数年で独占的なもの」としている。
「iPhone」名称使用をめぐり、AppleとCiscoが最終合意へ
Cisco Systemsは1月9日、Appleの「iPhone」による携帯電話ビジネス参入を受け、商標権とその利用に関する短い声明文を発表した。
「iPhone」の商標は現在、Ciscoのコンシューマビジネス部門にあたるLinksysが保有しており、12月中旬にはiPhoneの商標を掲げたIPフォン製品がLinksysよりリリースされている。そのため、「iPhone」の名称を掲げて携帯ビジネスへの参入を計画していると噂されていたAppleの去就が注目されていた。
Ciscoによれば、同商標の使用をめぐってAppleとの間で何年にもわたる交渉が繰り広げられていたが、現在両社は最終的な契約交渉に入っているという。この最終契約書は発表前日にあたる8日夜にAppleの元へと送付されており、9日内にもAppleより同意のサインを得た契約書が返送される見込みだという。この合意により、Appleが商標問題をクリアして自社の携帯電話新製品で正式に「iPhone」の名称を使えることになるとみられる。
「iPhone」発表で携帯電話メーカーの株価下落
アップルが携帯音楽プレーヤー「iPod」の機能を搭載した携帯電話「iPhone」を発表したことを受け、10日のソウル株式市場でサムスン電子やLG電子など大手携帯電話メーカーの株価が下落している。
LG電子は3.44%安。サムスン電子は1.54%下落。
証券のアナリストは「このところ、携帯電話機メーカーのセンチメントはすでにかなりネガティブになっており、『iPhone』の参入は新たな悪材料となる可能性がある」と指摘した。
ただ、携帯電話事業を手がけるソフトバンクや台湾の可成科技など携帯電話部品メーカーは、「iPhone」が「iPod」の成功を再現するとの期待から株価が上昇している。また、韓国のハイニックス半導体や東芝などフラッシュメモリーのメーカーは、6月に米国で「iPhone」が発売され人気を集めれば、これがプラス材料となる可能性が指摘されている。
シスコ、「iPhone」の商標をめぐりAppleを提訴
シスコシステムズは、9日(現地時間)に発表されたAppleのスマートフォン「iPhone」が、シスコが持つ「iPhone」の商標を侵害しているとして、カルフォルニア州北部地区の地方裁判所に使用の差し止めを求める訴訟を起こしたと発表した。
シスコによれば、同社はInfogear社の買収により2000年に「iPhone」の商標を獲得しており、2006年12月18日には子会社のLinksysからIP電話として「iPhone」の新製品を発表している。
シスコ 上級副社長のマーク・チャンドラー氏はニュースリリースの中で、「AppleとiPhoneの商標をめぐり誠実な交渉を続けていた」ことを明らかにした上で、「Appleは我々の許可無くiPhoneの名前を使うべきではなかった」とコメントしている。
アップル「iPhone」、粗利益率は50%超の可能性
アップルの携帯電話機「iPhone」は粗利益率が50%以上に達する可能性があり、ライバルの20%を大幅に上回る見通し。ハイテク専門アナリストが述べた。
「iPhone」は、人気の携帯音楽プレーヤー「iPod」の機能を搭載したもので、6月の発売を前に関心が高まっている。調査会社アイサプライのアナリスト、ジャディシュ・レベロ氏は「(粗利益率50%超という水準は)この業界では極めて高い。アップルは、少なくとも参入時にはニッチプレーヤーだが、iPodの人気を利用できる」と述べた。
アイサプライは、アップルの4ギガバイトの「iPhone」モデルについて、当初の販売価格を499ドルと想定、製造・原材料費を245.83ドルと見積もって、粗利益率を50.7%と算出している。
一方、クロス・リサーチのアナリスト、シャーノン・クロス氏は、リサーチノートで、「iPhone」の粗利益率を約22%としている。
「iPhone」商標訴訟で和解 米アップルとシスコ
米アップルの新携帯電話「iPhone(アイフォン)」に商標権を侵害されたとして、米通信機器大手のシスコシステムズが使用差し止めを求めていた訴訟で両社は21日、双方が自由に名称を使えるようにすることで和解したと発表した。
両社が商標権を持ち、世界各国で発売する自社製品への使用を互いに認めるという。和解金など条件は明らかにしていない。
シスコシステムズは昨年から「iPhone」と名付けた商品を発売していたが、アップルが今年1月、同名の新商品の発売を発表したことから提訴した。
アップルの新携帯電話は、携帯音楽プレーヤー「iPod」の機能を搭載し、米国内で今年6月から売り出す。
アップル、iPhoneのバッテリー寿命が当初予想より長いと発表
カリフォルニア州クパチーノ(ウォール・ストリート・ジャーナル) 米アップルは18日、29日に発売する携帯電話機「iPhone(アイフォン)」について、同社が発売計画を発表した1月時点での予想よりバッテリー寿命が長いと明らかにした。
同社によるとバッテリー寿命は、通話では8時間、ビデオ再生では7時間、インターネット閲覧では6時間、音楽再生では24時間。待ち受けは最大10日間可能だという。
1月時点で同社は、通話、ビデオ再生、インターネット閲覧では最大5時間、音楽再生では同16時間としていた。米携帯情報端末(PDA)メーカー大手パームの「トレオ」や、カナダの同業リサーチ・イン・モーション(RIM)の「ブラックベリー」の小型モデル「ブラックベリー・カーブ」などは、約4時間の通話が可能だとしている。
アップルはこのほか、iPhoneのタッチスクリーンには、プラスチックではなく、光学ガラスと同品質のガラスを用いるとした。スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)は、「この変更によって、はるかに傷がつきにくくなり、透明度が高まる」と語った。
iPhoneは、アップルと米通信大手AT&Tの直営店およびアップルのウェブサイトで販売する。AT&Tは、米国でのiPhoneの通信サービスをする独占契約を結んでいる。
発売するiPhoneは2機種で、記憶容量が4ギガバイトのモデルが500ドル、8ギガバイトのモデルが600ドル。
UK iPhone、無料Wi-Fiアクセス込みでO2が販売
Appleと英O2は9月18日、iPhoneの英国における販売契約を結んだと発表した。英国では11月9日から、269ポンドで発売される。8Gバイト版のみ。O2はスペインの電気通信大手Telefonicaの子会社。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは「O2とパートナーを組み、英国の顧客に革命的なiPhoneを届けることができてわくわくしている」と述べている。
英国のiPhoneユーザーは米国と同様にiTunesを通してアクティベーションを行う。契約プランやクレジットカードの認証、電話番号の取得もiTunesで一括して行う。米国ではiPod touchで一足先にスタートしているiTunes Wi-Fi Storeも英国版iPhoneで可能になる予定。
ドイツのiPhoneはT-Mobileから11月9日発売開始。
Appleと独T-Mobileは9月19日、ドイツにおけるiPhoneの独占販売権をT-Mobileが取得したと発表した。ドイツでのiPhone発売は、先に発表された英国と同じく11月9日。
ドイツ版iPhoneは米国、英国と同様にiTunes Wi-Fi Music Store、ビジュアルボイスメールなどの機能を利用できる。
T-Mobileは2007年末までにGSMネットワークでEDGEデータサービスを提供する計画。スピードは220kbps。Wi-Fiホットスポットに関しては全世界で2万カ所。ドイツ国内に8600カ所を提供している。
iPhoneはT-Mobileの親会社であるDeutsche TelekomのTelekom Shops、T-MobileのWebショップで11月9日から販売される。新規契約は2年から。8Gバイト版のみで、付加価値税込み価格は399ユーロ。
フランスでiPhone 携帯キャリア Orang から11月29日に発売
Appleと仏France Telecom傘下の携帯電話キャリアの Orange が10月16日に、フランスでiPhoneを11月29日に発売すると発表しました。これで欧州への初上陸です。発売されるのは8Gバイトモデルで、価格は税込みで399ユーロ。同国内でのiPhone提供は、Orangeが独占的に行うそうです。
フランスで販売されるiPhoneでもWi-Fi接続を使ってiTunes Wi-Fi Music Storeへのアクセスが可能な最新バージョンが提供されます。楽曲の閲覧や検索に加え、コンピュータを介さずに楽曲を購入し、iPhoneに直接ダウンロードができます。